古谷の日記

音楽ゲームのことを中心に

8月、意識的にやってたこと。備忘録。

こんにちわ、古谷です。今回はノスタルジアの上達のため、8月に意識してやってたことを箇条書きくらいのノリで書き出していきます。

自分の日記みたいな感覚半分、言語化したい気持ちが半分みたいな感じです。それなりに、ちょっとだけど確実に上手くなったがあったと思ってます。

 

  • とにかく量をやる

最近は、ある程度、それ以前と比べるとまとまって音楽ゲームに集中出来る時間が出来ました。

加えて、かねてから、ほとんどのある程度の基準よりも上手い人は、一定の期間に集中して膨大な量をやっていた期間があるのではないか?と考えていたので、無理にでも、出来るだけ毎日同じ音楽ゲームに触れることを意識的にやっていました。後述するものと少し関係があるのですが、特にノスタルジアのリサイタルモードは間をあけて何度もやるよりも、一定の期間にガッ!とやった方がよく実力の向上が見込めるうえに、問題点もハッキリとしやすいので、その価値は高いと思います

一応述べておくと……一定の期間内に間を置かず集中してやるのが正解だったのかは分かりません。毎日やってたこと(純粋な量)が功を奏して地力の向上が見られたのか、いつもより多くの量が階段状の成長の曲線を隠しているのかは分からないです。でも、とにかくある程度の基準までになるためには、量をやることがかなり有効な方法な気はします。人によりけりですが。

 

  • 右手の指の使い方

多分、これは私だけかな〜と思います。

私は元々アプリゲー出身(beattubeってやつです)なのですが、iPadでやってた都合上、無反応や誤反応を防ぐために、指先でノーツを処理する癖がかなり強かったと思います。分かりやすく言うと、指を立て過ぎてる?みたいな感じだったと思います。

正直よく分からないんですけど、そういう指の立て方?に関しては、利き手の右手よりも左手の方が上手い(巧い)んですよね。その理由としては、非利き手だからこそ、意識して上手くなろうとしてた〜とか、BMSのキーの割り当てが人中薬子でその4つの指の使用頻度は左手の方が高いから〜とか、色々この不可解な状況に解釈は考えられそうですけど、よく分からないし多分考えても無駄(恐らく明確な答えがない&分かったところでメリットが少ない)なので、とにかく右手の指の使い方を上手く(巧く)する努力の試行錯誤をやるべきだと考えてました。

今(8/31〜9/3あたり)から振り返ると、その際にだいぶ参考になったのが、ピアノの本家はお化けの手とかキョンシーみたいな手で弾くみたいな言説と、小指に入る力の意識でした。前者は多分手首の位置と、その角度、高さとかが重要なんだったと思います。多分答えの一つではあったのだと思います。

2つ前の解剖の回でも述べてたんですけど、MP関節(簡単に言うと指の付け根)で指を動かすイメージと、上述の意識を組み合わせると、ある程度自分で納得出来る感覚にはなりましたし、上手い人の手元っぽくなりました。すごく感覚的ですけど。

今思うと、だいぶ基礎的なところでつまづいていたんだなぁと思います。好きな言葉に「基礎はeasyじゃなくて、basic」みたいなものがあって、本当に頂点に近いところを目指すなら、一つづつ積み重ねていくことが大事なのでしょうね。今改善出来て良かったですし、良い回り道だったと思います(言葉の上だけでも、肯定的に捉える方が結局自分の為になるとも思います)。

でも、なんか…これはあんまり銀の弾丸にはならなさそうですし、どちらかというと、多分自分が下手なだけな気もしています。やっていけば上手くなりそうな気がします。というよりも、いっぱいやって確実に自分の出来ることを増やすのが一番な気がしてます。

 

  • リサイタル重視

そもそもノスタルジア自由鍵盤のゲームで、固定鍵盤のゲーム(ボルテとかbeatmania)よりも、ノーツのタイミングとかよりも以前にノーツと自分の指先の位置の対応という問題が存在し、それがわりかし難しいと思います。思ってます。あんまり詳しくないですけど、チュウニズムはスライダーが16分割で、ノスタルジアは28鍵盤なので、そういう点でも横に広いので、正確な場所を押すというだけでもけっこう難しいです。多分。あまり比較それ自体に意味はありませんが。

あと、P狙いしてる際にも0-0-1(なんか抜けてる笑笑)みたいなことが多かったので、それに対する間違えた反抗期でもあるかも知れません。

また、上述の1つめの量をこなす話にも繋がりますが、量をこなすためには、それに見合ったモチベーションも重要になります。なると思います。

ノスタルジアは、ベーシックをある程度やると、12.0〜13.5の高難易度の99を目安としてスコア詰めを頑張り続けるか、12の簡単なやつのP狙いを続けてグレードを狙うかの2択になると思います。殆どの音楽ゲームでも起こる現象っぽいですね。……これめちゃくちゃ辛いんですよねー

なので、ある程度まだゲームとして分かりやすい地力の伸び幅とやり方が残ってるリサイタルモードの方が、やるモチベーションとしてだいぶ楽です。理不尽さも薄い?です。

それにやってるゲームは同じなわけですから、違う視点からノスタルジアへの認識力が上がるのならば、リサイタルモードの方が得?って思ってます。でも、リサイタルモードじゃ、本格的な精度詰めがやりにくかったりしますけどね。

 

ここからはリサイタルを真面目にやる際の工夫?道標的なものとして?の話です。最近、趣味で読んでる精神医学の本で、最近接領域という概念が登場していて、これはソ連の心理学者ヴィゴツキーが提唱した概念らしく、定義としては、子どもの発達において子ども1人では出来ないが、外部の助けがあれば出来る領域のことであり、多分日本の公教育の算数・数学とか英語の教科書を想定してくれると分かりやすいと思います。

例えば、中学生の英語では、中学1年生でまずbe動詞を学び、その次に一般動詞を学んだり、中学3年生で完了形を学び、その次に関係代名詞を学んだりというように、人間の年齢(発達段階)において、最適(恐らく効率の面で)な学習する対象が存在している。みたいなのは感覚的に分かる人が多いと思います。多少英語の分かる方なら、関係代名詞を学んでから、be動詞を勉強するのが明らかに効率が悪いのがなんとなく分かると思います。

つまり、人間が何かの能力を発達させる際には、ある程度最適な物事のスケールや順番があるみたいに敷衍(意味・趣旨をおし広げて説明すること)することが出来ると思います。

そこで、ノスタルジアのリサイタルにも、最近接領域が存在しているのかなぁと思って、いざ筐体の前で点数を出す前段階として、ある程度譜面の属性や傾向で分類してみるようにしてみました。英語の学習で言うと、時制とか、活用とか、単語とか、そういう風に分けたりする感じだと思います。今更気付いたんですけど、色々なゲームの難易度表とかって、みなさんが無意識にこれを理解してるからやってることなんですね。なるほど。ノスタルジアの譜面の属性分けって、同時押しとか、左右の幅とかふりの強さとか、右手の6こ以上の指押しとかです。

結論から申し上げますと、この属性分け?はあんまり意味なかった気がします、少なくとも非常に効果的であったということはないです。というよりも、多分、出来ないことは個別にゲーム外で練習する、例えば、YouTubeなどで動画を0.5倍で見ながら指を動かして1.0倍に近付けて〜とか、鍵盤の幅を確認して筐体やピアノで確かめたりとか、その方が効果的な気がしました。 なんていうか……ノスタルジアにおける同時押しの処理とかの向上には良いかもしれませんが、逆にほぼ0から上手くなるのに、そういうのは多分逆に全然最近接領域じゃない気がします。三平方の定理の次に複素数を教えてるレベルでおかしいです、多分。

 

これで内容は終わりです。どちらかというと、考えれば考えるほど地力で上からボコボコにするのが一番効率がいい気がしてます。地力をください。